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 チャンピックス(バレニクリン酒石酸塩)の服用による方法、ニコチンパッチ(ニコチネルTTS)による方法、徐々に本数を減らす方法がありま す。タバコの害についても詳細に説明致します。チャンピックスやニコチンパッチにより、これまでたくさんの方が当院の禁煙外来を受診して禁煙に成功してい ます。
 チャンピックス錠は元々アメリカで禁煙治療を目的に開発されたもので、日本では初の非ニコチン禁煙補助製剤です。これまでの禁煙補助薬(例えばガムや パッチタイプの貼り薬)がタバコの代わりにニコチンを補充することで、禁煙に伴うイライラや集中できないなどの離脱症状を軽減する「ニコチン代替療法」で あるのに対し、チャンピックスは脳内のニコチン受容体に選択的に働き、離脱症状やタバコに対する切望感を軽減するとともに、喫煙による満足感を抑制する作 用機序で禁煙効果を発揮します。要は既存の禁煙補助剤が「タバコ代わりにニコチンを与えて切望感を抑える」のに対し、チャンピックスはその「切望感」その ものをブロックするということです。さらにチャンピックス服用中はタバコを吸っても「美味しい」という感覚が抑えられているため、以前のような満足感を得 られず、「期待外れ」と思わせる効果もあります。これまで、パッチタイプの禁煙補助剤でうまくいかなかった人、さらにはヘビースモーカーにも有効な禁煙補 助剤足りうるとメーカー(ファイザー)側では説明しています。チャンピックスは、薬価収載され保険診療が可能です。
 ニコチネルTTSは、ニコチンを皮膚から吸収させることにより、禁煙時のニコチン離脱状態を和らげ、禁煙を補助することを目的に開発された経皮吸収剤で す。ノバルティス ファーマ社が1990年5月にスイスで初めて発売して以来、現在までに世界60カ国以上で承認され、その安全性と有効性が高く評価されています。国内では 唯一の経皮吸収型禁煙補助薬として1999年5月に発売され、これまでは保険が適用されない「自由診療」に限って使用されてきましたが、2006年4月の 診療報酬改定で「ニコチン依存症管理料」が新設され、禁煙指導が保険適用となりました。これを受けて、ニコチネルTTSが薬価収載され、禁煙補助薬を使用 する禁煙治療の保険診療が可能となりました。
 保険証を持参の上受診してください。予約は必要ありません。