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 当院のダイエット外来では、患者さんと相談のうえ、薬による治療(サノレックス、防風通聖散)、食事や運動療法などの選択、組み合わせにより行 います。体重を減らし、減った体重を維持するのに王道はありません。地道な努力と、定期的な主治医のサポート、アドバイスが必要と考えています。
 肥満は、難治疾患であり、長期間の通院が必要です。コンスタントに体重を減少させ、減った体重を維持するためには通院を継続することが大事です。
 サノレックス(マジンドール)は、食欲中枢への直接作用および神経終末におけるモノアミンを介した機序により摂食抑制作用を示します。このため、食事摂取量がなかなか守れない肥満の患者さんでも割と無理なく体重を減らせることが多いようです。
 また、肥満の患者さんは、高コレステロール血症を合併する率が高いことや、脂肪肝、高血糖(HbA1C)も認められることがあることから、希望に応じて採血も致しますので、初診の方は食事を抜いて来院されるほうがよいでしょう。
 患者さんの負担は初診料、再診料のみですので(健康保険適応)、患者さんの自己負担は安くすみます。採血をした場合は、それに検査料がプラスになりますが、保険の適応ですのでそれほど負担になる金額ではありません。
 保険証を持参の上.受診してください。予約は必要ありません。
 初診時は30分程度説明に時間がかかるので、時間に余裕をみて受診してください。

受診時には、体重を減らすためのヒントとなることをその都度お話します。
例:朝食、昼食、夕食は均等に3分の1ずつ食べるようにする(夕食だけ多くしない)。
 お腹が空いて間食をしたくなったら、DVDを見る、音楽を聴く、ゲームをする、外に出かけるなど自分の好きなことをして気をそらす。
 体重減少は波があり、体重が減らないときやリバウンドしてしまうときもあるので、主治医のサポートが必要である(通院継続の重要性)。
 飲み会などの行事があるときに、油断して体重が増えやすいので注意する。

また、初診時には、ダイエットにおいて最も重要な3つの原則についてお話します。

肥満症、高度肥満症累積患者数:228名('12 8/7現在)
ダイエット外来通院中の患者数:50名('12 8/7現在)